RIACIフォーラム 2000 OSAKA
『会計制度改革と建設業経理』

 

日 時  2000年3月23日(木)13:00~16:30
会 場  建設交流館8階 グリーンホール
主 催  建設産業経理研究所  (財)建設業振興基金
後 援  建設省   近畿建設業団体協議会

プログラム

開会挨拶

中央大学・一橋大学 名誉教授

建設産業経理研究所 所長 飯野 利夫


講 演 『 建設産業の課題と展望 』

建設省 大臣官房審議官  尾見 博武氏

 

 建設省は来年、国土交通省になるが、公共投資の主管官庁であることに変わりはなく、21世紀初頭までに、住宅社会資本整備を全うしなければと考えている。それには、新分野、成長分野の業務ノウハウの蓄積、企業連携、人材確保、低入札価格の問題、不良不適確業者の排除等の課題に積極的に取組んでいくことが、民間工事にとっても重要。また、「建設工事原価計算基準の策定」等により建設業の経理・会計の在り方を見直し、適正なものとしていきたい


講 演 『 建設業の会計監査を巡る諸問題 』

日本公認会計士協会副会長  河野 保氏

 

 商法の規定による販売用不動産の評価減は当然の処理であり、公認会計士協会では、算定方法を示すガイドラインを、公開草案として公表した。財務状況が悪化している企業は特に、財務情報開示の充実を図ることが、早く危機を脱し、企業再生に繋がる。今後は、キャッシュ・フロー計算書を生かした経営を心がけるべきである。


パネルディスカッション 『 会計制度改革と建設業経理』

(コーディネーター)

平松 一夫 氏 関西学院大学教授

 

(パネラー)

東海 幹夫 氏 青山学院大学教授

河野  保 氏 前掲

斉藤  健 氏 建設省建設経済局建設業課課長補佐

富田 順治 氏 ㈱竹中工務店財務室長

※財務諸表の信頼性、透明性の低下、販売用不動産の強制評価減、国際化への対応、JV工事の在り方、グループ経審など、様々な問題が提起され、活発な議論がなされた

※詳しい内容は、「建設業の経理」No.11に掲載されていますのでご参照下さい。

 

 

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